マット・シルビントン(Matthew "Matt" Shirvington、1978年10月25日 ‐ )は、オーストラリア・シドニー出身で短距離走を専門にしていた元陸上競技選手。自己ベストは100mが元オセアニア記録の10秒03、室内60mがオセアニア記録の6秒52。2001年エドモントン世界選手権男子4×100mリレーの銅メダリストである。 シルビントンは19歳の若さで10秒0台を複数回記録した最初の白人選手ということもあり、白人選手として初めて10秒の壁を破ることが期待された。しかし、その後は10秒0台を数回記録するものの、9秒台を記録することはできなかった。白人選手初の9秒台は2010年にフランス人のクリストフ・ルメートルが達成した。