ポツドールは日本の小劇場劇団。主宰者である三浦大輔作・演出の『ブサイク 〜劣等感を抱きしめて!〜』で旗揚げ。映像作品での活動も行っている。 ドキュメンタリーの手法を取り入れた『騎士クラブ』(ないとくらぶ、2000年)で注目され、演劇的なものを最大限に排除した「セミドキュメンタリー」と称される手法を展開する。過激な性描写や暴力描写を特徴とする。 リアルな会話劇を徹底的に追求するスタイルから、岡田利規のチェルフィッチュとともに現代口語演劇理論を発展・継承した劇団と位置づけられることが多いが、三浦自身は現代口語演劇理論の提唱者である平田オリザの影響は受けておらず、テレビ番組のリアリティショーからの影響が強いという。