ポア(チベット語: འཕོ་བ་ 'pho ba [ポワ])とは、オウム真理教教祖の麻原彰晃が、自らの関与した殺人をその被害者が自身の悪業により地獄に堕ちるのを防ぐだけでなく、より高い世界へ転生させる為であるとして使用した用語である。チベット語における「ポワ」という言葉自体は「殺人」や「殺害」という意味を持たないが、後期密教の一部には慈悲のために他者を殺害して極楽浄土などへ意識を遷移させる思想も存在する 。