ボナ・デア (ラテン語:Bona Dea) は、ローマ神話に登場する豊穣、治癒そして処女性の女神である。ボナ・デアは、予言の神ファウヌスの娘(妻とも)であり、ファウナと同一視された。ギリシア神話ではギュナイケイア(Gynaecea)に該当する。ボナ・デアはアウェンティーヌスの丘の上にあった神殿に祀られ、その属性から低階級の人物や奴隷、女性から深い信仰を集めていた。