ヘンリー・ウィルフレッド・オースチン(Henry Wilfred Austin, 1906年8月20日 - 2000年8月20日)は、イングランド・ロンドン出身の男子テニス選手。ケンブリッジ大学卒業。1930年代にイギリスを代表するテニス選手として活躍した。 フルネームは「ヘンリー・ウィルフレッド・オースチン」というが、愛称の「バニー・オースチン」(Bunny Austin)の呼び名で最もよく知られている。彼は男子テニス国別対抗戦・デビスカップでイギリス・チームを1933年-1936年の4連覇に導いた。グランドスラムでは3度の準優勝があるもののタイトルを獲得できなかった。オースチンは佐藤次郎との対戦を通じて、日本のテニス史にも名前を残した選手である。 彼の後に男子イギリス人選手が地元ウィンブルドン選手権決勝進出を長い間果たせなかったが、2012年にアンディ・マリーが74年ぶりに決勝進出を果たした。