ヘシェン(満州語: ᡥᡝᡧᡝᠨ)、 転写:hešen、和珅、日本語漢字音:わしん、乾隆15年5月28日(1750年7月1日) - 嘉慶4年1月18日(1799年2月22日))は清朝の政治家。字は致斎(ちさい)。乾隆帝の母方である満洲正紅旗のニオフル氏(鈕祜禄氏)出身。乾隆帝、嘉慶帝の二帝に仕えたが、莫大な収賄によって中国史上最大の富豪となり、正一品文華殿大学士・軍機大臣として専横の限りを尽くした。乾隆太上皇帝が崩御すると、親政を行おうとする嘉慶帝によって賜死となった。