プント国(プントこく、プゥエネト、Land of Punt, Pwenet, Pwene, 希: Φουδ)は、古代エジプトの貿易相手国の一つ。金、香料、アフリカン・ブラックウッド、コクタン、象牙、奴隷、野生動物などをエジプトに輸出していた。当時、プントは「神の国 (Ta netjer)」と呼ばれていた。 プント国の正確な位置は不明である。エジプトの南東にあったとする学者が大勢であり、ソマリア、ジブチ、エリトリア、スーダンなどに比定されている。アラビアにあったと主張する学者もいる。