プログレスM-64はロシア連邦が国際宇宙ステーションの補給のために打ち上げたプログレス補給船。NASAではProgress 29、29Pなどと呼ぶ。プログレス-M(11F615A55)型であり、シリアル番号は364版だった。 2008年5月14日の20時22分にバイコヌール宇宙基地 1/5からソユーズ-Uで打ち上げられた。 クルスドッキングシステムの影響で予定より2分間遅れて、同年5月16日21時39分にザーリャのナディアポートにドッキングした。同年9月1日の19時46分のドッキング解除後、プラズマ・プログレス計画の自由飛行実験に1週間使用された。9月8日に軌道離脱し、20時47分に太平洋上の大気圏で燃え尽きる予定であったが、いくつかの破片が21時33分に太平洋上に落ちている。