プレギュアース(古希: Φλεγύας, Phlegyās)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してプレギュアスとも表記される。 コリントスの王シーシュポスの子のハルモスの娘クリューセーとアレースの子で、娘コローニスの父。一説によるとプレギュアースはボイオーティア地方の女性ドーティスとアレースの子とされ、イクシーオーンの父であるとも、ラピテースの父であるともいわれる。 プレギュアースはテッサリアー地方のラピテース族の王といわれるが、ボイオーティア地方のオルコメノスの王であるともいわれ、娘のコローニスがアポローンとの間に医術の神アスクレーピオスをもうけたために、アスクレーピオスの聖域エピダウロスとも結びつけられる。