ブレスケンス号事件(ブレスケンスごう)とは、1643年(寛永20年)にオランダ船(Breskens、全長33m、幅7mの武装ヤハト船)の乗組員が盛岡藩領に上陸し、捕縛された事件。乗組員らはしばらく後に釈放されたが、その後のオランダの対応に対して幕府が満足せず、完全に解決を見たのは1650年(慶安3年)になってからであった。