ブラジル統合主義運動 (ポルトガル語: Ação Integralista Brasileira, AIB) は1930年代に存在したブラジルの統合主義・全体主義 を標榜した政党及び支持者による大衆運動である。 党首によって提唱されたブラジル統合主義 に基づき、体制の形成、全ブラジル国民の統合を目標としカトリック教会の教義のもと物質主義を右派としてマルクス主義を批判していた。その中でもとりわけブラジル共産党とは支持基盤である労働者階級の支持者争奪やイデオロギーで激しく対立していた。