ブタクサハムシ(豚草葉虫:学名 Ophraella communa LeSage, 1986) はハムシ科に分類される北米原産の甲虫の一種。東アジアの一部(日本、台湾、中国)や欧州の一部(イタリア、スイス)では外来種として野生化している。 名前のとおり幼虫・成虫ともに外来植物のブタクサやオオブタクサを主食としてそれらを枯死させることもある。このためブタクサ類の外来種問題に取り組む各国では生物農薬として期待されているが、ヒマワリなどの栽培植物も食べることもあるため、安全な利用に向けて研究が行われている。