フライングチルダーズ(Flying Childers、または単にチルダーズChilders、もしくはデヴォンシャーチルダーズDevonshire Childers、1714年 - 1741年)は、イギリスの競走馬・種牡馬。近代競馬における最初の名馬とも言うべき馬で、18世紀3名馬の一頭に数えられている。全弟にエクリプスの3代父バートレットチルダーズがいる。 名前はレオナルド・チルダーズの持ち馬ということで「チルダーズ」と呼ばれたが、のちにデヴォンシャー公爵の手に渡り「デヴォンシャーチルダーズ」とも呼ばれるようになった。また、飛ぶように早いという意味で「フライングチルダーズ」とも呼ばれ、現在ではこの名称がもっとも有名となっている。 1972年以降、ドンカスター競馬場にてフライングチルダーズを記念するフライングチルダーズステークス(5ハロン、G2)が行われている。