フェレンツ・プスカシュ(Ferenc Puskás)、またはプシュカーシュ・フェレンツ(ハンガリー語: Puskás Ferenc [ˈpuʃkɑ̈ːʃˈfɛrɛnʦ]、1927年4月1日 - 2006年11月17日)は、ハンガリー・ブダペスト出身の元サッカー選手(FW)・サッカー監督。 ハンガリー代表の主将として1950年前半から1954年に1954 FIFAワールドカップ決勝で敗れるまで4年間無敗を続け、「マジック・マジャール」と呼ばれたチームの中心選手として活躍。クラブチームでもホンヴェードやレアル・マドリードに所属して国内リーグを合計10度、UEFAチャンピオンズカップを3度制覇した、ハンガリーと1950年代のヨーロッパを代表する選手である。左足での技巧的な足技と強力なシュートを持ち味とし、「疾走少佐」(Száguldó Őrnagy, Gallopping Major)と呼ばれた。 2009年以降、FIFA主催大会の試合で最も優れたゴールをした選手には、プスカシュの名前を冠したFIFAプスカシュ賞が与えられる。