フィリップ・レスリー・グラハム(Philip Leslie Graham、1915年7月18日 - 1963年8月3日)は、アメリカ合衆国の新聞発行者である。 『ワシントン・ポスト』紙の発行者ユージン・メイヤーの娘キャサリンと結婚し、発行者の職を継承し、後にその発行社であるワシントン・ポスト・カンパニーの共同経営者を務めた。グラハムの下で、『ワシントン・ポスト』は低迷していた地方紙から全国的な新聞に成長し、ワシントン・ポスト社は他の新聞社やラジオ局、テレビ局を所有するまでに拡大した。双極性障害を患っていたフィル・グラハムは1963年に自殺し、その後、キャサリンが新聞社を引き継いで、アメリカの大手新聞社で初の女性経営者となった。