ファッラーヒーン(アラビア語: فلاحين, ラテン文字転写: fallāḥīn)は、中東や北アフリカの定住農民や農業労働者。アラビア語で「耕す人」を意味する。 イスラム教が中東に広まった時期、各地に支配者として移住したアラブ人(遊牧民ベドウィンなども含む)と、征服された土地に住む被支配層の農民(エジプト民族、シリア民族など)らを区別するためにファッラーヒーンという語が使用された。後に、単に地方の住民や農民を指す語としても使われるようになった。