『ファウスト』(フランス語: Faust)は、シャルル・グノーが作曲した全5幕のオペラ。ドイツの文豪ゲーテの劇詩『ファウスト』を題材にしている。原作がドイツ語なのに対して、オペラはフランス語である(フランス語題名は『フォースト』)。初演は1859年3月19日に、パリのリリック座で行われた。「清らかな住まい」や「金の子牛の歌」、「宝石の歌」などをはじめとするアリア、第5幕で踊られるバレエ音楽は非常に有名で、単独で演奏会や録音で取り上げられる機会が多い。