『ピアニスト』(仏: La Pianiste、英: The Piano Teacher)は、2001年のフランスのドラマ映画。監督はミヒャエル・ハネケ、出演はイザベル・ユペールとブノワ・マジメルなど。性的に抑圧されて育ったために屈折した性の欲望を肥大化させてしまったピアノ教師の中年女性と年下の美青年の間で繰り広げられるすれ違いの恋をめぐるドラマを生々しく赤裸々なタッチで描いている。原作はエルフリーデ・イェリネクの小説『Die Klavierspielerin(ピアニスト)』。 2001年5月に開催された2001年のカンヌ国際映画祭にて審査委員グランプリ、男優賞、女優賞の3つを受賞した。