ビャクダン目 (ビャクダンもく、Santalales) は被子植物門の目の1つ。世界中に広く分布するが、特に熱帯・亜熱帯地域に多い。 被子植物門では珍しく種皮のない種子をつけるものが大部分である。この目に属すものの多くは半寄生植物であり、光合成によって糖を作り出すことができるが、他の植物に茎や根を絡み付かせて水とミネラルを得ている。ツチトリモチ科や Arceuthobium 属などは全寄生で、葉緑素を全く持たず宿主に全てを依存している。