ヒミコ (Himiko)は、くじら座の方向、130億光年の彼方に存在する巨大なライマンα輝線天体。ハワイのすばる望遠鏡で大内正己特別研究員が率いる日米英の国際研究チームによって発見された。130億年前の光であり、研究者は発見当時「今まで宇宙初期時代で発見された物体として最も大規模なものかもしれない」としている。地球に光が到達するまで130億年かかっており、宇宙の始まりから8億年のころの天体であるとされる。