パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)は、太陽の外部コロナの直接観測を計画している宇宙探査機である。太陽表面から8.86太陽半径(0.04天文単位、590万キロメートル)への到達が計画されている。この計画は2009年度財政予算案に新規計画として追加・公表された。2008年5月1日に、ジョンズ・ホプキンス大学のは2015年の打ち上げを目指して、本機の設計と製造を行うと発表した。その後、打上げ目標は延期されたものの、2018年8月12日午前3時31分(EDT)にケープ・カナベラルよりデルタ IV ヘビー10号機で打ち上げられた。 この計画は2017年までソーラー・プローブ・プラス(Solar Probe Plus)と呼ばれていたが、同年5月に宇宙物理学者ユージン・ニューマン・パーカーを称えて現在の名前に改称された。