パルマス岬(パルマスみさき、Cape Palmas)は、西アフリカのリベリア海岸の南東端にあたる岬であり、アフリカ大陸の北半分の南西端と表現されることもある。岬自体は、岩がむき出しになった小さな半島が、砂州で大陸に結びつけられたものである。半島部のすぐ西にはホフマン川の三角江がある。20キロメートルほど東には、コートジボワールとの国境をなす(Cavalla River)の河口がある。国際水路機関 (IHO) は、パルマス岬をギニア湾の西端と定めている。 海から接近する場合、岬にはいろいろなランドマークがある。ホフマン川の三角江の出口には、小さな細長い島ラスワーム島があり、半島と防波堤で結ばれている。この島の名は、メリーランド・アフリカ植民地(メリーランド共和国の前身)初の黒人総督だった(John Brown Russwurm)にちなんで名付けられたものである。周囲には砂州が多いため、岬にはそれを警告するための灯台が設置されている。かつてはハーパー市内の大きな金色の球体を屋根に乗せた白い建物(フリーメイソンのロッジ・ホール)が、沖合からでもはっきり見えたという。

Property Value
dbo:abstract
  • パルマス岬(パルマスみさき、Cape Palmas)は、西アフリカのリベリア海岸の南東端にあたる岬であり、アフリカ大陸の北半分の南西端と表現されることもある。岬自体は、岩がむき出しになった小さな半島が、砂州で大陸に結びつけられたものである。半島部のすぐ西にはホフマン川の三角江がある。20キロメートルほど東には、コートジボワールとの国境をなす(Cavalla River)の河口がある。国際水路機関 (IHO) は、パルマス岬をギニア湾の西端と定めている。 海から接近する場合、岬にはいろいろなランドマークがある。ホフマン川の三角江の出口には、小さな細長い島ラスワーム島があり、半島と防波堤で結ばれている。この島の名は、メリーランド・アフリカ植民地(メリーランド共和国の前身)初の黒人総督だった(John Brown Russwurm)にちなんで名付けられたものである。周囲には砂州が多いため、岬にはそれを警告するための灯台が設置されている。かつてはハーパー市内の大きな金色の球体を屋根に乗せた白い建物(フリーメイソンのロッジ・ホール)が、沖合からでもはっきり見えたという。 (ja)
  • パルマス岬(パルマスみさき、Cape Palmas)は、西アフリカのリベリア海岸の南東端にあたる岬であり、アフリカ大陸の北半分の南西端と表現されることもある。岬自体は、岩がむき出しになった小さな半島が、砂州で大陸に結びつけられたものである。半島部のすぐ西にはホフマン川の三角江がある。20キロメートルほど東には、コートジボワールとの国境をなす(Cavalla River)の河口がある。国際水路機関 (IHO) は、パルマス岬をギニア湾の西端と定めている。 海から接近する場合、岬にはいろいろなランドマークがある。ホフマン川の三角江の出口には、小さな細長い島ラスワーム島があり、半島と防波堤で結ばれている。この島の名は、メリーランド・アフリカ植民地(メリーランド共和国の前身)初の黒人総督だった(John Brown Russwurm)にちなんで名付けられたものである。周囲には砂州が多いため、岬にはそれを警告するための灯台が設置されている。かつてはハーパー市内の大きな金色の球体を屋根に乗せた白い建物(フリーメイソンのロッジ・ホール)が、沖合からでもはっきり見えたという。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageID
  • 2041171 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 2971 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 89361853 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
georss:point
  • 4.376111111111111 -7.716944444444445
rdf:type
rdfs:comment
  • パルマス岬(パルマスみさき、Cape Palmas)は、西アフリカのリベリア海岸の南東端にあたる岬であり、アフリカ大陸の北半分の南西端と表現されることもある。岬自体は、岩がむき出しになった小さな半島が、砂州で大陸に結びつけられたものである。半島部のすぐ西にはホフマン川の三角江がある。20キロメートルほど東には、コートジボワールとの国境をなす(Cavalla River)の河口がある。国際水路機関 (IHO) は、パルマス岬をギニア湾の西端と定めている。 海から接近する場合、岬にはいろいろなランドマークがある。ホフマン川の三角江の出口には、小さな細長い島ラスワーム島があり、半島と防波堤で結ばれている。この島の名は、メリーランド・アフリカ植民地(メリーランド共和国の前身)初の黒人総督だった(John Brown Russwurm)にちなんで名付けられたものである。周囲には砂州が多いため、岬にはそれを警告するための灯台が設置されている。かつてはハーパー市内の大きな金色の球体を屋根に乗せた白い建物(フリーメイソンのロッジ・ホール)が、沖合からでもはっきり見えたという。 (ja)
  • パルマス岬(パルマスみさき、Cape Palmas)は、西アフリカのリベリア海岸の南東端にあたる岬であり、アフリカ大陸の北半分の南西端と表現されることもある。岬自体は、岩がむき出しになった小さな半島が、砂州で大陸に結びつけられたものである。半島部のすぐ西にはホフマン川の三角江がある。20キロメートルほど東には、コートジボワールとの国境をなす(Cavalla River)の河口がある。国際水路機関 (IHO) は、パルマス岬をギニア湾の西端と定めている。 海から接近する場合、岬にはいろいろなランドマークがある。ホフマン川の三角江の出口には、小さな細長い島ラスワーム島があり、半島と防波堤で結ばれている。この島の名は、メリーランド・アフリカ植民地(メリーランド共和国の前身)初の黒人総督だった(John Brown Russwurm)にちなんで名付けられたものである。周囲には砂州が多いため、岬にはそれを警告するための灯台が設置されている。かつてはハーパー市内の大きな金色の球体を屋根に乗せた白い建物(フリーメイソンのロッジ・ホール)が、沖合からでもはっきり見えたという。 (ja)
rdfs:label
  • パルマス岬 (ja)
  • パルマス岬 (ja)
owl:sameAs
geo:geometry
  • POINT(-7.7169442176819 4.3761110305786)
geo:lat
  • 4.376111 (xsd:float)
geo:long
  • -7.716944 (xsd:float)
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of