パルチザン掃討章(Bandenkampfabzeichen)は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが制定した戦功記章(Tapferkeitsauszeichnung)である。ドイツに対するゲリラ抵抗運動(パルチザン、レジスタンスなど)の駆逐に参加した将兵に授与された。 パルチザン掃討章のほか、対ゲリラ戦章、対パルチザン戦章とも訳される。Bandenという語は英語のBandits(ならず者)などに相当する語だが、ナチス・ドイツにおける政治的な用語としては「国家社会主義への抵抗者」を意味した。