パラントドン(Paranthodon "アントドンの側"の意味)は白亜紀前期、現在の南アフリカに生息した剣竜類恐竜の属の一つである。長い混乱した歴史を持つ分類群である。タイプ種Paranthodon africanusは1912年、最初はPalaeoscincus africanusとして記載された部分的な頭骨に基づいている。1929年、著名なフランツ・ノプシャによりパラントドンと改名された。この属名は顎の化石がペルム紀のパレイアサウルス科の爬虫類(Anthodon)の化石の近くで発見されたことにちなむ。