パピリウス氏族 (ラテン語: Gens Papiria) は、古代ローマの氏族のひとつ。パトリキ系が主だが時代が下るとプレブス系も現れた。著名人にサムニウム戦争で活躍したルキウス・パピリウス・クルソル親子がいる。キケロの『縁者・友人宛書簡集』の中でパピリウス氏族について触れる部分があるが、それによるとパトリキだった頃はパピシウスと呼ばれていた (sed tum Papisii dicebamini.) という。