パスツール研究所(パスツールけんきゅうしょ、仏: Institut Pasteur)は、フランスのパリにある、生物学・医学研究を行う非営利民間研究機関であり、PSL研究大学の機関である。 ルイ・パスツールが狂犬病ワクチンを開発し、1887年に開設した。微生物、感染症、ワクチンなどの基礎・応用研究の他、高等教育も行う。伝統的に微生物学や病原微生物研究が盛んである。近年ではヒト免疫不全ウイルス(HIV)の単離などの業績が有名である。