パオロ・ダル・ポッツォ・トスカネッリ(Paolo dal Pozzo Toscanelli, 1397年 - 1482年5月10日)は、イタリア・フィレンツェの地理学者・数学者・天文学者。トスカネリとも表記される。 フィレンツェ(フィレンツェ共和国)で生まれ、パドヴァ大学で数学を学んだ。1474年に地球球体説を主張し、クリストファー・コロンブスに影響を与えたとされることがあるが、実際にはその150年以上前に書かれたダンテの『神曲』地獄篇に地球球体説を前提とした描写が見られる。