バイヤノ・アリ・カマニ(Bayano Ali Kamani、1980年4月17日 ‐ )は、パナマの陸上競技選手。専門は障害走の400mハードルで、自己ベストは47秒84の南アメリカ記録保持者。2004年アテネオリンピック男子400mハードルで5位、2005年ヘルシンキ世界選手権男子400mハードルで7位の実績を持つ。室内400mの自己ベストは46秒20の元室内南アメリカ記録保持者。 パナマ出身の父とバルバドス出身の母を持つ、アメリカ生まれアメリカ育ちのハードラー。400mハードルが専門で、アメリカ代表時代には1999年パルマユニバーシアードで銀メダルを獲得するなど活躍したが、その後はアメリカ代表ではなくパナマ代表を選択。2004年アテネオリンピックではパナマ史上3人目のオリンピックファイナリスト、2005年ヘルシンキ世界選手権ではパナマ史上初の世界選手権ファイナリストになっている(両大会とも全ての種目を通じて)。