ハンス・タールホファー(Hans Talhoffer, Thalhofer, Talhöfer, 1420年頃 - 1490年頃)は、15世紀南ドイツの剣術家。ヨハンネス・リヒテナウアーの伝統を受け継ぎつつも、その武術をさらに発展させた。数点の武術書(フェヒトブーフ)を著し、挿絵入りで組み討ち、短剣、長剣、竿状武器、馬上戦闘など、さまざまな武器を使った戦い方を説明している。剣術家の同時代人で、ライバル関係にあったとも考えられている。