ハンサムキャブ(hansom cab)とは馬で引く車両(馬車:広義のcarriage・キャリッジ)でフランス起源のキャブリオレに改良を加えたもの。タクシー用途に使用される馬車(日本の辻馬車)の一種である。1834年に英国レスターシャー州ヒンクレーの建築家だったが製作し特許をとった。安全にかじ取りができるように重心を低く押さえてあり、速さと安全性を兼ね備えていたため、当初は「ハンサム・セーフティ・キャブ」という名前で呼ばれた。