ハリスバーグ(Harrisburg)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州の州都。市域人口は49,528人(2010年国勢調査)に過ぎないが、都市圏の人口では643,820人を数え、ペンシルベニア州第4の大都市圏である。フィラデルフィアの北西約169km、ペンシルベニア州の中南部に位置し、市内をサスケハナ川が流れている。 ハリスバーグは全米の州都としては最も古く、最も歴史上重要な都市のひとつである。同市は西部開拓・南北戦争・産業革命のいずれにおいても重要な役割を担ってきた。19世紀に運河・鉄道が開通、インフラが整備されると、工業都市として成長した。しかし、アメリカ北部の多くの工業都市と同様、1950年代を境に衰退した。 また、ハリスバーグは、南東郊の市で起こった惨事、スリーマイル島原子力発電所事故でも有名である。