ハテナ(Hatena arenicola)は、奇妙な細胞分裂で注目を浴びた微生物である。なお、属名は日本語に由来する。 井上勲(筑波大学教授)と岡本典子(日本学術振興会特別研究員)によって砂浜で採集した砂から発見された。この『ハテナ(Hatena)』という属名は、研究室内での愛称であった『ハテナ虫』に由来し、種小名のラテン語で「砂の中に住む」を意味するarenicolaは、砂を採集した岡本により提案された。