「ハッピー・トーク」(Happy Talk) は、ロジャース&ハマースタイン作の1949年のミュージカル『南太平洋』で使われたショー・チューン。劇中では登場人物のが、自分の娘リアット (Liat) を見初めたアメリカ人のジョー・ケーブル中尉 (lieutenant Joe Cable) に、楽しく生きていこうと歌いかける。メアリーの歌に合わせて、リアットは手のジェスチャーを披露する。 エラ・フィッツジェラルドはこの曲をと彼の楽団とともにデッカ・レコードで吹き込み、アルバム『Miss Ella Fitzgerald & Mr Gordon Jenkins Invite You to Listen and Relax』に収録した。 「ハッピー・トーク」は、『南太平洋』の再演にあたって除去されることがしばしばあるが、これは、この曲の歌詞がニセモノのピジン言語で書かれており人種主義的だとされるためである。