ネットワーク・インフォメーション・サービス(Network Information Service、NIS)は、ユーザ側の端末機器とサービス提供者の中央コンピュータをデータ伝送網で接続しデータ処理を行わせるサービス。 サン・マイクロシステムズにより開発され、ネットワーク上のコンピュータ間でユーザのアカウント情報やホスト名の情報などを共有し、配布するためのシステムである。初期は、電話帳を意味する「イエローページ」という名前であったが、商標などの問題から改名された。その名残でNISのコマンド名は、ypで始まる。 NISはクライアントサーバ型のディレクトリサービスプロトコルの一種であり、アカウント情報やホスト名情報以外にも、複数のコンピュータで共有すべき各種情報を一元管理することが可能である。 NISのライセンスは他のUNIXベンダーにも提供されている。異なるプラットフォームが混在した環境での運用も可能である。 後継としてセキュリティを強化したNIS+が開発されたが、こちらは普及せず消滅の方向にある。

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  • ネットワーク・インフォメーション・サービス(Network Information Service、NIS)は、ユーザ側の端末機器とサービス提供者の中央コンピュータをデータ伝送網で接続しデータ処理を行わせるサービス。 サン・マイクロシステムズにより開発され、ネットワーク上のコンピュータ間でユーザのアカウント情報やホスト名の情報などを共有し、配布するためのシステムである。初期は、電話帳を意味する「イエローページ」という名前であったが、商標などの問題から改名された。その名残でNISのコマンド名は、ypで始まる。 NISはクライアントサーバ型のディレクトリサービスプロトコルの一種であり、アカウント情報やホスト名情報以外にも、複数のコンピュータで共有すべき各種情報を一元管理することが可能である。 NISのライセンスは他のUNIXベンダーにも提供されている。異なるプラットフォームが混在した環境での運用も可能である。 後継としてセキュリティを強化したNIS+が開発されたが、こちらは普及せず消滅の方向にある。 (ja)
  • ネットワーク・インフォメーション・サービス(Network Information Service、NIS)は、ユーザ側の端末機器とサービス提供者の中央コンピュータをデータ伝送網で接続しデータ処理を行わせるサービス。 サン・マイクロシステムズにより開発され、ネットワーク上のコンピュータ間でユーザのアカウント情報やホスト名の情報などを共有し、配布するためのシステムである。初期は、電話帳を意味する「イエローページ」という名前であったが、商標などの問題から改名された。その名残でNISのコマンド名は、ypで始まる。 NISはクライアントサーバ型のディレクトリサービスプロトコルの一種であり、アカウント情報やホスト名情報以外にも、複数のコンピュータで共有すべき各種情報を一元管理することが可能である。 NISのライセンスは他のUNIXベンダーにも提供されている。異なるプラットフォームが混在した環境での運用も可能である。 後継としてセキュリティを強化したNIS+が開発されたが、こちらは普及せず消滅の方向にある。 (ja)
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  • ネットワーク・インフォメーション・サービス (ja)
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