2010年のニジェール軍事クーデター(2010ねんのニジェールぐんじクーデター)とは、2010年2月18日(現地時間)にニジェール共和国の首都ニアメで発生した軍事クーデター。 独裁的傾向を強めていたとされるタンジャ・ママドゥ(ママドゥ・タンジャ)大統領に反対する国軍兵士たちが、アブドゥライェ・アダム・アルナ大佐(少佐との説もあり)の指揮の下、首都ニアメの大統領宮殿を襲撃・制圧し、ママドゥ大統領と閣僚を拘束した。この一連の動きにより、ママドゥ大統領は失脚し、ママドゥ政権に代わって新しく軍事政権が立てられた。2011年4月7日に大統領選挙による新政権が発足し、民政移管が果たされた。