ナノセイルD2(NanoSail-D2)はNASAのエイムズ研究センターが開発したナノサット。主目的は宇宙空間でソーラーセイルの展開を行うことである。FASTSAT衛星に搭載され、2010年11月20日に打ち上げられた。 計画では打上げから1週間後の、11月27日をめどにFASTSAT衛星から分離されるはずだったが、分離が確認されず、実験は失敗したと思われていた。しかし、翌年の2011年1月になってナノセイルD2が分離し、ソーラーセイルが展開されたことがNASAから発表された。