ドレンテ十字軍(ドレンテじゅうじぐん、英語:Drenther Crusade, オランダ語: Fries-Drentse Oorlog)とは、1228年から1232年まで約4年間続いた十字軍遠征。ドレンテはネーデルラント北東部に位置する地方で、そこに住む領主らが十字軍遠征の攻撃対象になった。十字軍を率いたのはネーデルラント北部のユトレヒト教会の司教にして司教領の君主である。この十字軍の軍勢の大半はフリース人で構成されていた。同時代の資料の一つによれば、この十字軍は時の教皇グレゴリウス9世の許可を得ていたという。