ドゥルヨーダナ(梵: दुर्योधन、IAST:Duryodhana)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。盲目王と妃ガーンダーリーとの間に生まれたカウラヴァ百人兄弟の長男。 邪悪で嫉妬深い性格から従兄弟のパーンダヴァ五兄弟と対立し、クルクシェートラの戦いを引き起こした。マハーバーラタにおいては、悪魔(カリ)の化身とされる。カリとは最悪の賽の目であり、最悪の時代(カリ・ユガ)を表す。ドゥヴァーパラ(二番目に悪い賽の目、および時代)の化身とされる母方の伯父のシャクニと関係が深い。