トラウアック(トラウアク、トラワックとも。スペイン語: Tláhuac)はメキシコシティを構成する16の管轄区域のひとつで、東南部に位置する。現在も田園地帯が多く残っているが、都市化の最中にあり、1960年代以来メキシコシティで人口増加率がもっとも高くなっている。都市化は主に北西部といくつかの大きな地区で起きた。南部と東部は今もかなりの農村地帯が保存されている。土地の大部分はかつてチャルコ湖とソチミルコ湖が分岐する部分の湖底であり、サンペドロ・トラウアックは湖中の島だった。今でも湖の一部と4本の主要な運河が残されている。都市化の影響で深刻な交通問題が引きおこされている。2012年にメキシコシティ地下鉄の12号線が開通し、トラウアック駅がその終点になった。