トチノキ(栃、橡、栃の木、学名: Aesculus turbinata)とは、ムクロジ科の落葉広葉樹である。落葉広葉樹林の構成種の一つで、都市部では街路樹にされる。日本の山村地域の暮らしを支えた重要な樹種で、実は食用となり栃煎餅や栃餅に、また材からは臼やこね鉢などが作られる。 近縁種にヨーロッパ産のセイヨウトチノキ (A. hippocastanum、フランス語名:マロニエ) や、(A. glabra、英名:バックアイ) がある。