トゥーゲントハット邸(Vila Tugendhat)は、1928年から1930年にかけてチェコスロバキア(現チェコ領内)のブルノに建てられた邸宅である。ドイツのモダニズム建築家ミース・ファン・デル・ローエの代表作のひとつと見なされており、チェコスロバキアの機能主義的建築物の中では、最重要にして最も美しいものである。トゥーゲントハート邸、ツゲンドハット邸とも表記される。 1992年には、チェコとスロバキアが分離独立(いわゆるビロード離婚)を決めた際に、調印式が行われた歴史的な場所でもある。