デマルカシオン(スペイン語: demarcación)とは、「分界」(「境界」「区分」)を意味するスペイン語。 ここでは、境界策定の取り決めとしての分界線(スペイン語: Línea de demarcación、ポルトガル語: Linha de demarcação、英語: demarcation line)の中でも、大航海時代にスペイン・ポルトガルのイベリア両国の取り決め、分界線を設定することで非キリスト教世界における支配領域をあらかじめ分配するという概念(世界分割)や、分界線によって分配された2つの領域や分界線そのものについて述べる。 大西洋に引かれた世界分割の境界線は当初教皇子午線と呼ばれたが、これに対し、その正反対の位置(東アジア付近)にあるもう1つの境界線は「対蹠分界線」として議論された。