デジタイズ(英: digitize)は連続的な値を離散的な値に変換すること。その手法全般を含めてデジタイゼーション (英: digitization)ともいう。離散値をデジタル値(英: digital value)といい、コンピュータを用いた手法では2値のビット(英: bit)を使った量子化が主流となっている。発展した情報理論を応用して、既存のオブジェクト・画像・信号(通常アナログ信号)などの情報をデジタイズすることを電子化 、またはデジタル化(英: digitalize)という。デジタイズの結果で得られた情報は、元の情報との対比として「デジタル表現」あるいは「デジタル形式」、画像であれば「デジタル画像」などと呼ぶ。 デジタル化された情報はビット量子化された単なる数列であるため、人間が知覚や認識ができるようにデータを画像としてディスプレイで表示させたり、文字列を割り当てて印字したり、電気信号へ変換してスピーカーから発音させたりなどの加工を行う。これをレンダリング(英: rendering)といい、レンダリングを行う仕組みや装置をレンダラー(英: renderer)という。 以下ではデジタイズ、電子化の両方について述べる。