テロップ(英語:Telop)は、プロジェクタの一種で、アメリカ合衆国のGray Research & Development CompanyとCBSが1949年に実用化したテレビ放送用の静止画送出装置(オペーク装置)の商標。「テレビジョン・オペーク・プロジェクター」(Television Opaque Projector = テレビ用不透明式投影機)の略。「オペーク送像装置」、「オペーク」とも。 テレビカメラや収録の映像素材を用いずに図像を全画面的に表示するための手段として、単純な情報を簡便に送出する際に重用された。のちにはこの装置とキーイング処理技術を組み合わせた字幕等の透過合成表示(スーパーインポーズ)が可能になり、字幕表示の主力技術となった。1970年代から1990年代にかけて、コンピュータによる画像処理技術が進歩したため、ほとんど用いられなくなった。 この項目ではGray社以外の開発によるオペーク装置についての説明も含む。