テミスティオス(Θεμίστιος, Themistius; 317-390?)は雄弁家(ギリシャ語:εὐφραδής)と呼ばれた)は、政治家、修辞学者、哲学者。コンスタンティウス2世、ユリアヌス、ヨウィアヌス、グラティアヌス、テオドシウス1世の時代に活躍した。彼自身はキリスト教徒ではなかったのにも拘わらず、キリスト教皇帝たちの好意を享受した。彼は355年に皇帝によって元老院議員に、384年にはテオドシウスの指名によってコンスタンティノープルの都市長官となった。アリストテレス作品の解説や要約が三十三作伝わっている。