テキサス州ハートビート法(英語: Texas Heartbeat Act)は、2021年に効力が発生したテキサス州の州法であり、実質的にアメリカ合衆国初の妊娠6週間を過ぎた妊婦の人工妊娠中絶を禁止するものである。 この州法は、妊娠6週間を過ぎた人工妊娠中絶に関わった者を一般市民が民事訴訟し、10000ドル以上の法定損害賠償を請求することを可能とするものである。すなわち公的機関による執行ではなく民間人による執行を可能とするものであり、アメリカ合衆国で初のものである。において、上院法案8(SB 8)、下院法案1515(HB 1515)として提出され、2021年5月19日に署名されたのち、同年9月1日に効力が発生した。