ツンドラネネツ語(ツンドラネネツご、Tundra Nenets language)はロシア北部のカニン半島からエニセイ川にかけての地域でネネツ人によって話されるウラル語族サモエード諸語に属す言語である 。森林ネネツ語とともにネネツ語の方言とされることもあるが、両者の相互理解可能性は低い。広範囲で話されているにもかかわらず、ツンドラネネツ語は、いくつかの方言変種を除けばかなり均一である。 話者は全世代にわたって保たれており、子供にも受け継がれている。しかし、西部では、子供や若者のロシア語やコミ語などへの言語交替が進行しているところもある。