チュウゴクモクズガニ(中国藻屑蟹、学名Eriocheir sinensis H. Milne-Edwards, 1853、中国名:中華絨螯蟹(拼音: Zhōnghuá róng'áoxiè)、英名:Chinese mitten crab)は、中国および朝鮮半島東岸部原産のイワガニ科のカニの一種。かつては「シナモクズガニ」(支那藻屑蟹)の和名が使用されていたが、1976年に酒井恒が「チュウゴクモクズガニ」の名称を使用して以来この呼び方が広まり、1990年代以降はほとんど「チュウゴクモクズガニ」の和名が使用されている。日本では一般に「上海蟹(シャンハイガニ)」の名で知られる。江蘇省の蘇州、南京をはじめ、上海、香港などで、秋が旬とされる、重要な食用種である。 中国で最も知られている呼び名は「」であり、上海でも香港でも台湾でも、この名で呼ばれている。語源は諸説あるが、中国の小説家は著書『大闸蟹史考』の中で、売蟹人が「水門蟹」(「閘」が水門を意味する)と呼んでいたからだと説明している。 アメリカ、ヨーロッパでは外来種として問題となっている。侵略的外来種として古くから有名な種であり、世界の侵略的外来種ワースト100のうち1種にも選定されている。

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  • チュウゴクモクズガニ(中国藻屑蟹、学名Eriocheir sinensis H. Milne-Edwards, 1853、中国名:中華絨螯蟹(拼音: Zhōnghuá róng'áoxiè)、英名:Chinese mitten crab)は、中国および朝鮮半島東岸部原産のイワガニ科のカニの一種。かつては「シナモクズガニ」(支那藻屑蟹)の和名が使用されていたが、1976年に酒井恒が「チュウゴクモクズガニ」の名称を使用して以来この呼び方が広まり、1990年代以降はほとんど「チュウゴクモクズガニ」の和名が使用されている。日本では一般に「上海蟹(シャンハイガニ)」の名で知られる。江蘇省の蘇州、南京をはじめ、上海、香港などで、秋が旬とされる、重要な食用種である。 中国で最も知られている呼び名は「」であり、上海でも香港でも台湾でも、この名で呼ばれている。語源は諸説あるが、中国の小説家は著書『大闸蟹史考』の中で、売蟹人が「水門蟹」(「閘」が水門を意味する)と呼んでいたからだと説明している。 アメリカ、ヨーロッパでは外来種として問題となっている。侵略的外来種として古くから有名な種であり、世界の侵略的外来種ワースト100のうち1種にも選定されている。 (ja)
  • チュウゴクモクズガニ(中国藻屑蟹、学名Eriocheir sinensis H. Milne-Edwards, 1853、中国名:中華絨螯蟹(拼音: Zhōnghuá róng'áoxiè)、英名:Chinese mitten crab)は、中国および朝鮮半島東岸部原産のイワガニ科のカニの一種。かつては「シナモクズガニ」(支那藻屑蟹)の和名が使用されていたが、1976年に酒井恒が「チュウゴクモクズガニ」の名称を使用して以来この呼び方が広まり、1990年代以降はほとんど「チュウゴクモクズガニ」の和名が使用されている。日本では一般に「上海蟹(シャンハイガニ)」の名で知られる。江蘇省の蘇州、南京をはじめ、上海、香港などで、秋が旬とされる、重要な食用種である。 中国で最も知られている呼び名は「」であり、上海でも香港でも台湾でも、この名で呼ばれている。語源は諸説あるが、中国の小説家は著書『大闸蟹史考』の中で、売蟹人が「水門蟹」(「閘」が水門を意味する)と呼んでいたからだと説明している。 アメリカ、ヨーロッパでは外来種として問題となっている。侵略的外来種として古くから有名な種であり、世界の侵略的外来種ワースト100のうち1種にも選定されている。 (ja)
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