ダライ・ラマ9世ルントク・ギャツォ(チベット文字:ལུང་རྟོགས་རྒྱ་མཚོ、1805年12月1日 - 1815年3月6日)は、チベット仏教ゲルク派の有力な化身系譜とされるダライ・ラマの9代目として認定された人物である。名はルントクギャムツォ、ルントク・ギャムツォ、ルントク・ギャンツォとも表記される。1810年から1815年まで、ガンデンポタンを行政府とするダライラマ政権の首長の座にあった。幼少期に死去した唯一のダライ・ラマで、22歳に達する前に亡くなった4人のダライ・ラマのうちの1人である。