タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。葉はやや細長い披針形であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。日本固有種であり、本州、四国、九州に分布するが、世界各地で観賞用に植栽されることもある。精油を含み、つぼみは辛夷(しんい)として生薬にされることがある。別名としてカムシバやサトウシバ、ニオイコブシなどがある。葉を噛むと独特の甘味があるため「カムシバ(噛む柴)」の名がつき、これが転じて「タムシバ」となったともされる。 コブシに似るが、葉が細長く葉裏が白色を帯びる点、葉芽の鱗片が無毛である点、花の基部に葉がつかない点、萼片が比較的大きく(花弁長の1/3から1/2)無毛である点などで異なる。

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  • タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。葉はやや細長い披針形であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。日本固有種であり、本州、四国、九州に分布するが、世界各地で観賞用に植栽されることもある。精油を含み、つぼみは辛夷(しんい)として生薬にされることがある。別名としてカムシバやサトウシバ、ニオイコブシなどがある。葉を噛むと独特の甘味があるため「カムシバ(噛む柴)」の名がつき、これが転じて「タムシバ」となったともされる。 コブシに似るが、葉が細長く葉裏が白色を帯びる点、葉芽の鱗片が無毛である点、花の基部に葉がつかない点、萼片が比較的大きく(花弁長の1/3から1/2)無毛である点などで異なる。 (ja)
  • タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。葉はやや細長い披針形であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。日本固有種であり、本州、四国、九州に分布するが、世界各地で観賞用に植栽されることもある。精油を含み、つぼみは辛夷(しんい)として生薬にされることがある。別名としてカムシバやサトウシバ、ニオイコブシなどがある。葉を噛むと独特の甘味があるため「カムシバ(噛む柴)」の名がつき、これが転じて「タムシバ」となったともされる。 コブシに似るが、葉が細長く葉裏が白色を帯びる点、葉芽の鱗片が無毛である点、花の基部に葉がつかない点、萼片が比較的大きく(花弁長の1/3から1/2)無毛である点などで異なる。 (ja)
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  • * Buergeria salicifolia Siebold & Zucc.
  • * Magnolia famasiha P.Parm.
  • * Magnolia slavinii Harkn.
  • * Talauma salicifolia (Siebold & Zucc.) Miq.
  • * Yulania salicifolia (Siebold & Zucc.) D.L.Fu
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  • * Buergeria salicifolia Siebold & Zucc. * Magnolia famasiha P.Parm. * Magnolia slavinii Harkn. * Talauma salicifolia Miq. * Yulania salicifolia D.L.Fu (ja)
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  • タムシバ(田虫葉)、カムシバ(噛柴)、サトウシバ(砂糖柴)、ニオイコブシ (ja)
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  • タムシバ
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  • タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。葉はやや細長い披針形であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。日本固有種であり、本州、四国、九州に分布するが、世界各地で観賞用に植栽されることもある。精油を含み、つぼみは辛夷(しんい)として生薬にされることがある。別名としてカムシバやサトウシバ、ニオイコブシなどがある。葉を噛むと独特の甘味があるため「カムシバ(噛む柴)」の名がつき、これが転じて「タムシバ」となったともされる。 コブシに似るが、葉が細長く葉裏が白色を帯びる点、葉芽の鱗片が無毛である点、花の基部に葉がつかない点、萼片が比較的大きく(花弁長の1/3から1/2)無毛である点などで異なる。 (ja)
  • タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。葉はやや細長い披針形であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。日本固有種であり、本州、四国、九州に分布するが、世界各地で観賞用に植栽されることもある。精油を含み、つぼみは辛夷(しんい)として生薬にされることがある。別名としてカムシバやサトウシバ、ニオイコブシなどがある。葉を噛むと独特の甘味があるため「カムシバ(噛む柴)」の名がつき、これが転じて「タムシバ」となったともされる。 コブシに似るが、葉が細長く葉裏が白色を帯びる点、葉芽の鱗片が無毛である点、花の基部に葉がつかない点、萼片が比較的大きく(花弁長の1/3から1/2)無毛である点などで異なる。 (ja)
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  • タムシバ (ja)
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  • Japanese willow-leaf magnolia, willow leafed magnolia, anise magnolia (ja)
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  • タムシバ (ja)
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